「じめじめ」「むしむし」という言葉がぴったりの日本の夏。夜寝るときにも暑くてついついエアコンをつけてしまう人も多いと思います。
つけっぱなしにしてしまい、朝起きて「あれ・・・のどが痛い・・・」なんて後悔する人も多いのではないでしょうか?
家族がいたりすると、自分の都合でつけたり消したりしずらいですよね。
特に、声が資本の歌手、ボーカリストにとっては、つらいこの季節。
今回は、だれでも簡単にできる寝ている時にエアコンの乾燥から喉を守る方法をご紹介したいと思います。
目次
1|エアコンをつけると喉が痛くなる理由
そもそも、エアコンをつけて寝るとなぜ喉が痛くなるのでしょうか?
原因としては、下記3点が考えられます。
- 部屋が乾燥するため
- エアコンの内部が汚いため:エアコンの中が汚れていると、部屋中にハウスダストやカビ、花粉などが飛び散ってしまいます。
- 就寝時に口呼吸をしているため:エアコンで空気が乾燥している中で口呼吸をすると、一気に喉が乾燥します。
- クーラー病:室内を冷やしすぎて外との温度差が大きくなり、体温調節がうまくいかず免疫力が低下してしまいます。
これらの原因を解消してあげれば、のどの痛みを取り除くことができます!
2|エアコンから喉を守る予防方法
① エアコンのフィルターを使用前に洗浄する
部屋を涼しく快適にしてくれるはずのエアコンそのものが汚れていては、汚い空気がそのまま部屋中に流れ込み、喉を痛める原因となってしまいます。
特に梅雨終わりにカビがはえている場合もあるので、要注意です。少なくとも年に一度はクリーニングをするようにしましょう。
クリーニングの仕方がわからない・・・という方には、こちらの記事がわかりやすかったのでおすすめします!
② 加湿器を使用する
部屋の乾燥が原因となり、喉が乾燥してしまい痛くなってしまう・・・という場合には、エアコンと加湿器を併用することをおすすめします。
加湿器によっては、設定した湿度になるように部屋を加湿してくれる優れものも。エアコンをつけている間は常に加湿器から蒸気が出て、部屋の乾燥を防いでくれるそうです。
今は、省エネ対応のエアコンも多く、電気代も抑えながら喉を守ることができます!
③ マスクを着けて寝る
マスクを着けて寝ることによって、「のどの保湿効果」が期待できます。
乾燥してしまうと、水分不足により粘膜が弱くなり免疫機能が低下してしまいますが、保湿を十分に行うことにより、免疫機能を保つことができ、風邪予防につながります。
④ こまめに水分補給をする
他の季節と比べてたくさんの汗をかくため、脱水症状になりやすい夏。
乾燥対策として、何よりもまず水分をしっかり摂り、のどや鼻の粘膜に潤いを保つことが大切です。言わずもがな、夜間の熱中症対策にもつながります。
ただし、冷えた水をがぶがぶ飲むのは、やめましょう。逆に内蔵が冷えてしまい、腹痛や下痢などの体調不良を起こしてしまいます。
⑤ できる限りエアコンを使わない
エアコンを使うから喉が痛くなるんだったら、そもそも使わなければいいんじゃない?という発想もありだと思います。
エアコンを使わずに身体を冷やす方法としては、下記が考えられます。
- 扇風機を使用する:風邪の通り道を意識してつける。
- 氷枕、保冷剤を脇、頭、股にはさんで寝る
- 体温を下げてくれる夏野菜をたくさん食べる:夏野菜とは、トマト、きゅうり、なす、ゴーヤなどがあります。暑い季節になると、スーパーにどーんと並んでいるので、無意識のうちに夏野菜がどれかわかる人も多いはずです。
- 気温が上がらないようなお部屋選びをする:一般的に暑くなりやすいと言われている部屋の特徴は、「窓が一方向にしかない」「西日が差し込みやすい」「最上階である」です。これらを避けた部屋選びをすることで、夏の過ごし方が大分変ってくるはずです。
まとめ
暑い夏は「エアコンとのうまい付き合い方」がカギになってくるといっても過言ではありませんよね。
ミュージシャンにかぎらず、体調管理は万人の悩みです。
夏を元気に過ごすためのヒントを一つでも見つけていただけたらうれしいです!
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