【アルカトラズ島ツアー参加レポート】 チケット37.25ドルの価値あり!!@アメリカ・サンフランシスコ一人旅

サンフランシスコ観光の人気アトラクション、「アルカトラズ島ツアー」に参加してきました。

アルカトラズ島とは?

アルカトラズ島(アルカトラズとう、英: Alcatraz Island)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のサンフランシスコ湾内、サンフランシスコ市から2.4kmのところに浮かぶ、面積0.076km2の小島である。昔は灯台、軍事要塞、軍事監獄、そして1963年まで連邦刑務所として使用され、ザ・ロック、監獄島とも呼ばれている。1972年、国立レクリエーション地域となり、1976年及び1986年にランドマークの指定を受けた。

現在、この島は、アメリカ合衆国国立公園局が運営するゴールデンゲート国立レクリエーション地域の歴史地区となっており、一般観光客に公開されている。観光客は、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ近くのピア33からフェリーで島に渡ることができる。(Wikipediaより)

 

事前予約が必須!

アルカトラズ島に行くためには必ず「ツアー参加」する必要があります。

チケットはインターネットで購入可能です。

■予約はこちらから ⇒ アルカトラズ島予約HP https://www.alcatrazcruises.com/

ポイント 超人気ですぐ売り切れてしまうので、早めに予約することをお勧めします♪

購入後は、PDFでチケットが発行されるので、印刷して紙で持っていくことをお忘れなく。

私は最もスタンダードなツアー「Day Tour(デイツアー)AM9:10のチケットを$37.25(大人1枚の値段)で購入しました。地球の歩き方2015~2016年版には大人$30と記載があったので、そこから値上げされていたようです。

集合場所~いよいよフェリーで島に向かいます

集合場所は、フィッシャーマンズワーフ近くの「ピア 33」。

ポイント

チケットを見せるタイミングは、①列に並ぶ前②船に乗り込む前 の2回あります。船に乗るまで取り出しやすいところにチケットを持っておくと便利です。

大人気観光スポットとあって、乗り場付近は大混雑。

 

フェリーで10分ほどであっという間に島に近づいてきました!

霧に曇りという薄暗い天気が最高にマッチする薄気味悪い島です。。さすが監獄島。

 



島探索

島に到着したら、フェリー発着所の近くでツアーの流れについて簡単な説明を受けます。

陸軍チャペル

1920年に陸軍が衛兵所と出撃口の上に建てました。その優雅な外観から「チャペル」と呼ばれていたそうですが、実際の用途は寮や作業所、学校として使われていたんだとか。

雑貨店

軍人やその家族が食料や日用雑貨を買っていた雑貨店を発見!1934年、アルカトラズが連邦刑務所になると、レクレーション施設・クラブになったそうです。

刑務所長邸

島全体を見渡すことのできる位置にある刑務所長の邸宅。刑務所の真横に位置していますが、いくらサンフランシスコまで見渡せるほど景色がいいとは言え、囚人の近くで生活するのはいい気分がしませんね。。。

いよいよメインビルディング「刑務所」に潜入

ここが入り口。

入ってすぐに囚人たちのシャワールームがあります。ここの横を通り抜けたところから、オーディオガイドが始まります。

ここがすごい!

なんと11か国語でツアー用オーディオを完備。もちろん日本語もあります

 

刑務所の監房の間を歩いて進んでいきます。ここにかつての囚人たちがいたと思うと身震いが止まりませんでした。

囚人たちが名前で呼ばれることなく、割り振られた番号で「〇〇番」という風に呼ばれていたんだそうです。

 

独房は幅1.5m、奥行き2m程で、ベッド・トイレ・洗面台がついています。

 

独房の一部の部屋には、このように実際に入ることもできました・・・!怖くてすぐ出てしまいましたが(泣)

 

刑務所には図書館もあったそうです。読書が許され、通信教育を受けていた人もいたんだとか。

 

ここは、脱出を図った囚人のいた独房です。壁に大きな穴が開いているのが見えますか?

なんとスプーンで壁を掘り裏の配管溝から脱出したというから驚きです!1962年に同時に3人が脱獄を図り、結局発見されることはなかったそうです。

 

ここは「ガン・ギャラリー」。独房を見渡せる場所に位置しており、監視が銃を持ちながら夜な夜な見張っていました。

 

約1時間半にわたるオーディオツアーが終わり、売店にも寄ってきました。

すると何やら、赤い本の購入者にサインをしているおじさんを発見。

ここがすごい!

そう、この方は「ウィリアム・ベイカー」さん。囚人番号1259番として、1957年からこの刑務所にいた方です。服役中のことを執筆して本を出版し、今では観光客からサインを求められる人気っぷり。かつての囚人の方に実際にお会いできるなんて。。。さっきまで遠い昔のことをツアーで聞いているような気分でしたが、つい最近のことなんですよね。

これで楽しさ2倍!アルカトラズ島に行く前に見ておこう

せっかくアルカトラズ島に行くからには、その背景や歴史を勉強してから行くことをお勧めします♪

映画

 ①「ザ・ロック(THE ROCK)」(1996年)

ショーン・コネリーやニコラス・ケイジが出演している、アルカトラズ島を舞台にしたアメリカ映画です。

 

②「アルカトラズ(Alcatraz)」(2012年)

アメリカでテレビドラマとして2012に放送が開始されました。シリーズでは1963年の閉鎖前夜、受刑者と看守の総勢302名が忽然と消する事件が起こったアルカトラズ刑務所の謎が描かれています。

 

③アルカトラズからの脱出(Escape from Alcatraz)」

1962年に実際に起こったフランク・モリスの脱獄事件をモチーフにしたサスペンス映画です。

 

サンフランシスコに来たら迷わずアルカトラズへ!

 

このアルカトラズ島ツアーの良さは、「オーディオツアーの内容の濃さ」にあります。

ヘッドホンから聞こえるストーリー性あふれるオーディオ説明と効果音に合わせて、自分で足と頭を使いながら2時間かけて刑務所内を散策することで、

まさにタイムスリップして1930年代のアルカトラズに行ったような錯覚に陥ります。

37.25ドルの価値は十分あります!ぜひサンフランシスコ観光の際は、行ってみてくださいね!

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1994年生まれ。Japanese Music Blogger & Writer | 東京で社会人をしながら世界の音楽スポットやインディーズ音楽巡りをテーマに旅してます。北陸→東京/音楽心理学/韓国が好きな上京OL/マレーシア留学/DIGLE MAGAZINE/異文化に触れるWebメディアFRON